新着情報

さまざまな素材で製作される建築金物。製作に使われる素材を解説


 

建築金物を製作するときに

建物を支える建築金物を製作するときに、どのような素材が適しているのか、またどのような素材を使って製作できるのか、わからないことがあるかもしれません。

 

建築金物の製作には、アルミやステンレス、スチール、樹脂など、さまざまな素材が使われるものの、違いや適している建物は建築金物を一見しただけではわかりづらいことがあります。加えて、どのような加工方法があるのかなど知らないことも多いです。

 

そこで今回は、建築金物を製作するときに使われる素材について、わかりやすく解説します。製作する建築金物の素材によっては、価格も異なってくるため、違いをしっかりと把握するようにしましょう。

 

第一に考えること

建築金物を製作するときに、まず第一に考えることは、建築金物を取り付けることで生まれる安全性です。どのような品質であれば、安全性を保てるのかを考え、必要な技術を用いて加工したり、製作したりします。

 

特に手すりなど、人を支えるものであれば、安全に階段を昇降できるために必要なものや、動作にどのように対応できるようにすれば安全であるかを考えて、建築金物を製作しなければなりません。

 

1つの建築金物を製作するためには、さまざまな方向から安全性について考える必要があります。

 

デザイン性の高さも大切なことですが、建築金物はまず、安全でなければ取り付ける意味がないのです。そのため、まず安全性を第一に予算配分をすることをおすすめします。加えて、建築金物を設置する場所や環境を考え、必要な強度や機能を検討しましょう。

 

素材は

建築金物を製作するときの素材は、強度に大きく影響します。そのため、どのような場所に設置されるのかを考慮しなければなりません。屋外なのか屋内なのか、またどのような影響を受けやすい場所であるかでも必要な強度は変わります。

 

屋外の場合では、腐食に強いステンレスやアルミを選びます。ステンレスに比べると価格が低いため、スチールを選ぶ場合もありますが、錆びやすいという特徴に注意しなければなりません。

 

最近では、新しく製作するスチールの建築金物には、錆止めなどで腐食に対応する場合もあります。また、ペンキなどを施すことで錆びにくくする方法もあります。

 

屋内の場合では、これらの選択肢に加えて、比較的柔らかい素材である木製や樹脂などでも建築金物を製作できます。

 

ステンレスでは

ステンレスは、耐候性や耐腐食性が高く、錆びにくい性質があるため、水回りなどでよく使われる建築金物の部材です。メッキや塗装をしなくても、ステンレスそのものが錆びにくい性質であるため、湿気が予想される場所でも安心して使えます。

 

ただし、環境によっては、経年劣化が生じる場合があるため、注意しましょう。
また、焼付塗装をするとペンキなどで色付けするよりきれいに仕上げられ、必要に応じた塗装が可能です。

 

注意したいこと

錆びにくい性質があるステンレスですが、まったく錆びが起きないわけではありません。経年劣化や環境の影響で錆びが現れることもあります。

 

また、ほかの成分がステンレスに付着したり移行したりすることで、その箇所から腐食が始まり、錆びが起きることもあります。鉄は人の目には見えませんが、空気中に飛散しているものなのです。

 

また、海に近い地域では、海水に含まれる塩化物イオンの影響を受け、ステンレスに腐食が始まることもあります。

 

定期的かつ適切な洗浄を行うことが錆びを起こさないための最良の対策です。ステンレスはメンテナンスがほとんど必要ないことが大きなメリットですが、まったく錆びないわけではないため、製作した建築金物には定期的な洗浄を行うと良いでしょう。

 

取り付けには

建築金物を取り付けるときには、金物そのものだけではなく、設置場所にも強度を必要とします。壁や床などに取り付ける場合で、強度が足りないときには、建築金物を設置する前に、補強する作業が必要な場合もあります。

 

また、設置する場所が狭かったり、不安定であったりする場合にも、安全に建築金物を設置できるように下地を作るなどの工程を経なければなりません。

 

設置場所の強度が足りないなど、建築金物の設置条件が悪いと、建築金物本来の効果を発揮できない場合もあります。また、設置条件が悪い場合には、建築金物を設置することでかえって建物を傷めてしまう可能性もあります。

 

ほかにも、水回りに建築金物を設置する場合には、防水を施す必要があります。建築金物を設置するときに使うねじの穴などから壁を伝って建物の中に水が入ってしまうためです。水の侵入を防ぐためには、シール材などを使った防水を施すと良いでしょう。

 

建築金物を製作するときには

建築金物を製作するときは、使われる場所や環境に応じた素材を選ぶ必要があります。

 

加えて、どのような場所に取り付けるかによって、形状や使いやすさを考えなければなりません。しかし、なによりも第一に考えるべきことは、建築金物を設置することで生まれる安全性です。

 

安全性が確保できなければ、おしゃれでデザイン性が高く、機能性に優れていても、本来の建築金物の役目を果たせません。建築金物は、建物を支えるだけではなく、人々の安全で快適な暮らしを支える金属でもあるのです。

 

また建築金物の製作には、専門の技術と知識が必要です。素材や加工方法だけではなく、製造過程はどのようなものが望ましいかなどを知っていなければ、適切な建築金物を製作できません。

 

そのため、建築金物の製作は、専門の技術と知識を持つ業者に依頼するようにしましょう。

 

まとめ

目立つ部材ではないものの、建物と人を支える建築金物。
今回は、建築金物を製作するときにどのような素材が使われるのかなどについて紹介しました。

 

建築金物を製作するときには、アルミやステンレス、スチールなどが使われることが多いです。加えて、屋内に設置する建築金物を製作するときには、木製のものや樹脂なども使われます。

 

さまざまな素材や形状がある建築金物ですが、まず第一に考えることは、建築金物を設置することで得る安全性です。建築金物は、どのような素材を使い、どこに設置することが最も安全であるかを考慮しながら製作されます。

 

建築金物を製作したいときには、どのような建築金物の製作ができるかなど、専門の技術と知識を持つ業者に相談してみてはいかがでしょうか。

 

名古屋市の建築金物工事は三田工業株式会社に お任せください


会社名:三田工業株式会社

住所:〒452-0811
愛知県名古屋市西区砂原町185 メゾン余合103

TEL:052-502-4110  直通:090-3839-1078

営業時間:8:00~17:00

定休日:土曜日、日曜日

求人のエントリーはこちら
ここをタップする
会社名 三田工業株式会社
代表 三田 淳
所在地 〒452-0811
愛知県名古屋市西区砂原町185 メゾン余合103
営業時間 8:00~17:00
定休日 土曜日、日曜日
電話番号 052-502-4110  直通:090-3839-1078

お問い合わせはこちら

受付時間:10:00~18:00 /
 定休日:不定休

pagetop