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建築金物の図面を作成するときに知っておきたいことを解説


 

建築金物の図面は

建築現場では、図面が必要です。図面は、工事内容や手順、設備や機能の細部の設置など、どのようなものが建てられるかの情報がすべて描かれていると言っても良いでしょう。

 

建築にあたって必要な建築金物の図面も、建築にとって欠かせません。
建築金物は細かい部品を設置したり、現場に合わせて調整が必要となったりする場合もあります。

 

建築金物はさまざまな素材が使われますが、基本的にスチールやステンレス、アルミであっても図面の描き方は同じです。

 

そこで今回は、建築金物の図面を描くときに必要なことなどをわかりやすく解説します。

 

どのような図面であれば必要な情報を正しく伝えられるのか、またそのために何に注意しなければならないのかを紹介しましょう。

 

建築金物部分だけを描く

建築金物は、さまざまな箇所に設置されます。使用する箇所に合わせてデザインが設計されることも多く、正しい施工図を現場で実際に作業する人や施工主と共有しなければなりません。

 

建築物の図面との大きな違いは、建築金物だけの図面を描くことです。つまり、設置される手すりなど部品だけの図面が描かれているものが、建築金物の図面です。

 

建築金物の図面を描くために専門の資格が必要であるという決まりはありません。しかし、建築金物は建物のさまざまなパーツに影響するため、建築の知識が必要になることがほとんどです。

 

また、最近では、CADによって図面が作成されることも多いため、CADの知識を求められる場面も多いです。

 

図面の種類は

建築金物の図面にはさまざまな種類があります。

 

手釣りやカーテン、サッシ、ドアなどに加えて、笠木や水切、幕板なども建築金物の図面が用いられます。また庇や置き床なども建築金物の図面が必要です。

 

このほかにも、建築するときには多くの箇所に建築金物が必要になり、図面も必要になります。

 

つまり、建築金物の図面を描くときには、建築金物が設置される場所やどのような作業が行われるかの知識が必要になるのです。

 

ポイント

建築金物の図面を描くときには、三角法を用いることがポイントです。

 

三角法は1枚の図面に、正面だけの図面を描くのではなく、平面や側面の図面を描く方法です。縮尺が小さくなってしまうときには、別の図面を用意すると良いでしょう。

 

縮尺は小さくても、詳細図として用意すると、必要な情報をわかりやすく伝えられます。詳細図では、細かい寸法などを入れなくても情報が伝わります。

 

現場に合わせて求められる情報を正しく共有できる方法を選ぶことが大切です。

 

姿図

CADで建築金物の図面を描くときは、3Dに対応していることがほとんどであるため、姿図を別に描かなければならないことはあまりありません。

 

しかし、CADが2Dにしか対応していないときには、姿図の図面も描く必要があります。

 

一見して面倒に感じるかもしれませんが、建築金物の姿図を描くことで、どのような建築金物であるかをより理解できるため、必要な情報を提供しやすくなります。

 

姿図を描くときには、似た製品のカタログなどを参考にすると良いでしょう。また姿図を保存しておくと、違う建築金物の姿図を描くときの参考にもなります。

 

縮尺は

建築金物だけでなく、図面は建築に関わる人の誰が見てもわかりやすいものであることが大切です。
特に最近は、施工主や現場の担当者とデータで共有することが多いため、縮尺には注意が必要です。

 

縮尺の倍率が低すぎると、寸法や注釈などが確認できず、情報に誤りが起きたり、認識の誤差が生まれたりする原因になります。

 

また、訂正図を描くときは、訂正したものであることがわかるようにすることもポイントです。情報がいつのものであるかを明記することも大切です。

 

建築金物の図面に関わる人が理解しやすい縮尺を使い、図面を見る人の誰もが理解しやすい図面を描きましょう。

 

訂正が起きたとき

建築金物の図面を扱う現場では、わずかな訂正が生じることがしばしばあります。図面の中の数字を1つだけ修正したり、1箇所の1㎜だけ訂正したりすることが少なくありません。

 

訂正が起きたときには、訂正箇所だけ書き換えれば良いと思うかもしれませんが、できるだけ図面をすべて描き直すようにしましょう。

 

訂正された数字や情報を正しく記載した図面を作って共有することで、間違いを防げます。
特に訂正や修正が何度も入ったときには、正しい情報がどれなのかわからなくなってしまうときがあります。

 

また図面を見る人によって認識に誤差が生まれる可能性もあります。正しい情報が共有されていないと、完成するものに影響が出ます。

 

このようなトラブルを避けるためにも、訂正が起きたときには、都度図面を描き直すことが望ましいです。

 

すべて描き直すことも

訂正が起きたときには、1枚だけの図面を描き直すのではなく、平面図や詳細図、断面図など、訂正が起きた建築金物に関わるすべての図面を描き直すことが望ましいです。

 

建築金物の図面のどれか1枚だけを描き直すと、どの図面が正しい情報であるかがわからなくなり、現場で混乱を招くことも少なくありません。

 

また、それぞれの図面に数字や縮尺の誤差がないか、訂正をすべて行えているかなどを必ずチェックしてから提出することが大切です。

 

建築金物以外の知識も必要

建築金物の図面を描くときは、建築金物の知識が必要であることは言うまでもないでしょう。建築金物は単体で設置されることはほとんどありません。

 

そのため、どのような場所に設置される建築金物であり、建物がどのようなものであるかを把握しておく必要があります。

 

建物の設備や使い方、使う人によって、同じ種類の建築金物であっても使いやすく図面を描かなければなりません。また、周囲の設備などとのバランスも大切です。

 

そのため、建築金物の図面を描くときは、建築や建物の知識を把握しておくと良いでしょう。

 

まとめ

建築金物の図面を描くときは、正しい情報を現場や施工主と共有することが大切です。
訂正が起きたときには都度図面を描き直しましょう。

 

縮尺などにも注意が必要です。また、三角法によって描かれた図面や詳細図などを使ったりすることで、より具体的に建築金物の図面を伝えられます。

 

また、建築金物の知識だけではなく、建築や建物の設備の知識があると、建築金物の図面を描きやすくなります。

 

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