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建築金物の図面


 

図面は、さまざまな立体を平面のうえで表現したものです。建物を建てるときには必須のもので、建築金物にも図面が用いられます。
目的ごとにさまざまな種類があり、図面の読み方は特殊な場合が多く、なかなか素人がパッと見て理解することが難しいときが多いです。

 

しかし、何かを組み立てるなどのときには、図面がないと困ることばかりです。図面があることで、必要なものを把握することができ、何をどこにどのように設置するのかを知ることができるのです。

 

今回は、一見して難しいと敬遠してしまう図面について、お話ししたいと思います。

 

読み方

図面というと、ビルや住宅など、建物のものであるとイメージする人が多いでしょう。しかし、図面には、建築図面だけではなく、設備図面や機械図面などもあります。

 

さらに建築図面の中にも、計画図や施工図など工程を表すものや承認図などの種類があります。
建築金物の図面は、建築図面の中に属することが多いです。

 

図面の輪郭は、輪郭内に描かれ、表題欄には、工事名称、図面名称、図面を管理している番号などが書かれます。

 

さらに、いつ作成されたものであるかを表す作成日、図面の縮尺がいくつであるかの図面縮尺、誰が図面を書いたのかがわかる担当者の名前などが、わかりやすく記入されていることが多いです。

 

ただし、表題欄の内容は内容、会社や図面を描く人によって異なる場合があります。

 

図面を作るときの線は、種類によって何を表しているかが決まっています。
太い線であれば手前に見えるものを、細い線であれば奥に見えるものを表しています。

 

これに対して破線は、見えないものや隠れているものを表しています。また細い一点鎖線は、図形の中心や通り芯を表しています。

 

どれも似ていて同じように思うかもしれませんが、図面の中ではそれぞれの線によって、表すものが違い、それぞれの線を使い分けることで、誰が見ても同じ情報を手に入れることができるのです。

 

異なる表現方法

どのような目的であるか、何を表しているかによって、図面の表現方法は違います。

 

目的では、誰が読むかを考えて図面が描かれます。自治体などへ申請や提出のための図面と、実際に現場で施工者が共有する図面では異なる場合が多いです。

 

自治体などへ申請や提出するための図面は、建築基準法や条例がきちんと守られ、適切に設計されていることを表すための図面であることが多いです。

 

これに対して、施工者が共有する図面は、自治体などへの申請や提出のための図面より、さらに細かいものが記されていることが多いです。

 

細かい長さや寸法、建築金物を用いる場所などについてである場合も多いです。家具や設備の設置など、より具体的に現場で何をしなければならないかが図面を見てわかるようになっているのです。

 

また対象物では、何が描かれているかによって2次元と3次元が使い分けられていることが多いです。建築物などの図面では2次元が使われることが多く、機械製品などの図面では3次元が使われることが多いです。

 

2次元と3次元では

2次元と3次元では、どのような違いがあるのでしょうか。
2次元の図面とは、縦と横の軸を用いて描かれ、面で表されています。

 

これに対して、3次元とは、空間を表すことができます。つまり3次元では、縦と横に加えて奥行きが加えられるのです。このことで、立体を表現することが可能になります。

 

図面は2次元です。奥行きがなく平面であり、立体ではありません。

 

このため、3次元の対象物は2次元で描くことになります。
3次元の対象物を2次元で表したい場合は、第三角法の投影法が使われます。

 

第三角法とは

対象物を手前に傾けると、形を理解できるように配置して投影する方法が第三角法です。

 

正面、平面、側面で構成され、対象物によっては、背面などが付け加えられます。立体を平面にする技法であるため、建築金物の図面に用いられる場合もあります。

 

また投影とは、光をさまざまな方向から当てるときにできた影が映し出されることで、投影面を作ることを言います。
正面図は形状が最もよく多く描かれている面を正面にして描かれます。

 

平面図は上から、左側面図は左から、右側面図は右から、下面図は下から、それぞれ投影図が表されます。また、背面図は背面からの投影図が用いられます。

 

対象物に左右差がないときは、背面図や下面図などが省かれる場合もあります。

 

CAD

CAD(キャド)という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
CADとは、簡単にいうとパソコンを使った図面を描くシステムのことです。

 

これまでは手書きで製図されてきた図面ですが、近年ではほとんどCADが使われるようになっています。このため、建築金物の図面もCADを用いられる場合が多いです。

 

パソコンを使った設計や製図ができるため、処理や修正を早く行えるというメリットがあります。また、データの保存や共有の時間も短縮できたり、紙のサイズが異なる図面を簡単に作成できることも大きな特徴です。

 

CADを使うことで、これまでの手書きの方法で掛かっていた手間を大幅に削減することができるようになったのです。
CADにも手書きの図面と同じようにさまざまな種類があり、対象物や目的によって異なり、また2次元や3次元にも対応しています。

 

さらに、CADは図面を描くだけではなく、検証をすることもでき、さまざまな分野で使われているシステムです。

 

近年では、ビルなどの大きな図面や建物金属など建設に関わるものだけではなく、ハンドメイドの図面や広告などにも使われ、建築に関わる人だけが利用するシステムではなくなっています。

 

まとめ

ここまで、図面について、お話ししました。
図面にはさまざまな種類があり、建設に使われるものや、設備や機械に使われるものもあり、建築金物にももちろん用いられます。

 

第三角法や投影法などによって、立体を平面にすることで、適切なものを適切に配置する情報を共有することができます。
最近では、ほとんどの図面でパソコンのシステムの一つであるCADが使われるようになり、建築金物の図面でも例外ではありません。

 

素人には読み方がよくわからないことも多い図面ですが、より正確かつ的確な図面があることで、建築金物など建築に使われる資材を正しく設置することができます。

 

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